日本ベトナム友好協会大阪府連合会/なんでもベトナム・雑学エッセイ17

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第17話 ベトナム語のなかのフランス語

 ベトナムはかつてフランスの植民地だったため、今でもフランス語でしゃべっているとか、ベトナム語のローマ字はフランス式に発音するといった誤解をしている日本人が、以前はよくいました。
 しかし、今のベトナム語では、それほどフランス語系の外来語は使われません。日本語のほうが、欧米からきた外来語ははるかに多いと思います。

 食べ物にはさすがに、フランス語からきた単語が多いですね。「食べるベトナム語」のページでもいろいろ紹介しましたが、コーヒーのカフェ(cà phê ← cafe)は言うまでもありません。ほかに、ケーキはガトー(ga tô ← gateau)、チョコレートはショコラ(sô cô la ← chokolat)、チーズはフォーマー(pho má ← fromageフロマージュ)、バターはブー(bơ ← beurreブール)、フランスパン(バインミー)にはさむパテ(pa tê)もフランス語(pâté)です。
 そうそう、ワインのフランス語のヴァン(vin)をもとにした、ズィオウ・ヴァン(rượu vang)といういい方を忘れてはいけません。ズィオウは酒の総称ですから、「ワイン酒」という感じです。
 つぎに、洋服関係もフランス語が多いです。さすがに食べ物とファッションの国ですね。たとえば三つ揃いの上着はコムレー(com lê)といいますが、これはコンプレ(complet)からきています。ネクタイのカヴァット(ca vát)はクラヴァット(cravate)、Yシャツのソーミー(sơ mi)はシュミーズ(chemise)からきた言葉です。

 このほか、ベトナム語を勉強したら覚えなければいけない単語では、クリスマスのノーエン(Nô en ← ノエルNoël)があります。それから、自動車のオートー(ô tô ← automobileの短縮形のオートauto)、駅のガー(ga ← ガールgare)など交通関係もあります。
自動車のガレージ(または修理工場)をガラー(ga ra)というのも、フランス語のガラージュ(garage)の語尾がとれたものです。バスをフランス語でオートビュス(autobus)といいますが、ベトナム語ではオートビュイッ(ô tô búyt)というかわったなまりかたをしていますね。

IMG.jpgスーパーのチラシに掲載されているワインの宣伝
20ノーエンの夜の教会.JPGノーエンの夜の教会
24ラオカイ駅にて.BMPラオカイ駅 (提供府連今西さん)

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