日本ベトナム友好協会大阪府連合会/なんでもベトナム・雑学エッセイ3

2018-02-03  

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3.男の名前と女の名前(2008年7月8日)

 ベトナム人(キン族)の姓名には、漢字で書いた場合の2文字目につく男のヴァン(文)、女のティ(氏)のように男女の区別を示す目印(テンデム)が使われますが、人を呼ぶときに読まれる3文字目の個人名は、男女で区別があるでしょうか。

 ホア(花、華)、トゥー(秋)、リエン(蓮)、ハン(姮)などはほぼ女、フック(福)、ミン(明)、フン(雄)といえばまず男と、使い分けが明らかな名前もありますが、ゴック(玉)、ラン(蘭、瀾)、アイン(英、映など)、タイン(清)、ビン(平)などは男女ともによく見られます。日本語や中国語とくらべると、男女共用の名前が多いような気がするのですが、どうでしょうか。

 つぎに、ベトナム人は結婚すると姓が変わるでしょうか。
 中国や韓国・朝鮮とおなじく、ベトナムでも男女は別姓、結婚しても姓は変わりません。ただ、ときどき大誤解をしている人がいますが、これは、男女平等だからではありません。

 儒教の思想では、家族の本質は父から子へと流れる「気」です。この気を絶やさないことが親への「孝」です。これを象徴するように、子は父の姓をつぎます。姓を変えるなどというのは、とんでもない親不孝なのです。夫といえども妻に親不孝を強制する権利はありません。
同様に、よそに養子に行って姓を変えるのもいけないことです。実際には貧しい家の子が生きていくためにやむをえず他家の養子になって姓を変える例がありますが、タテマエ上は養子というのは、同じ姓をもつ父方の一族内部でしかもらえません。

 話はかわりますが、日本人は「先生」「主任」「監督」「社長」など、肩書きで人を呼ぶのが大好きですね。肩書きだけでも2人称・3人称でその人を呼べるし、「山田先生」「鈴木社長」など「姓+肩書き」もよく使いますね。ベトナムではどうでしょうか。

 ベトナムでも、日本ほどひんぱんではありませんが、(グエン・ミン・)チエット大統領のように名前+肩書きで人を呼ぶことは、偉い人なら普通です。「オン・ザムドック」(オンは年配の男性の敬称、ザムドック[監督]は社長のこと)といえば「社長さん」の意味です。

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