日本ベトナム友好協会大阪府連合会

 

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 「ベトナムの達人」をめざす雑学講座、今回は地理の話をいくつかご紹介します。

 ベトナムは熱帯の国、と思っている方が多いですね。旅行経験者でも、ホーチミン市とメコンデルタだけ行った人は、そう感じるでしょう。でも...
 手もとに地図帳がある方は、世界の気候区分の図をごらん下さい。ベトナム北部は「温暖冬季小雨気候」とか「温帯夏雨気候」と書いてあります。「植生」の図を見ると「亜熱帯落葉樹林」と書いてあります。そう、北部ベトナムはサパのような山地だけでなく、ハノイのあるホン川(紅河)デルタもすべて、熱帯ではありません。そこで北部には、いちおう四季があります。

 ベトナムのガイドブックを見ると、ハノイの月ごとの平均気温や降水量が出ているものがあります。12月~2月は月平均気温が16~17度台です。「なんだ、暖かいじゃないか」と思われそうですが、湿度が80%台、家は風通しがよくできていて、暖房などどこにもありません。

 冬場の降水量は月20ミリ程度なのですが、いつもどんより曇って、ムアフンと呼ばれる細かい霧雨が、降るというより水滴が空中に浮いてるような状況になります。肌寒くてたまりません。洗濯物もまったく乾きません。東北風が吹くととくに冷え込みます。革命の成果をたたえる文章で、「革命のおかげで北部では、貧しい農家にもフトンがいきわたり、凍死者が出なくなった」というのがありました。
 
 

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img437.jpg1987年当時のドン・スアン市場

 3~4月ごろは北部で「春」といいます。蒸し暑い日と肌寒い日が交互にきて、だんだん暑くなります。雨はすくないですが、ほとんど曇りで、めったに太陽が見られません。ところが5~9月の「夏」には、月平均気温は毎月27~28度台。昼間は35度以上の日が多いのも、行った方はごぞんじですよね。私の留学中に、6月の学年末試験をエアコンのない教室で受けるのは、ちょっとした拷問でした。京都の暑さで鍛えていたつもりだったのですが、もともとアルコールの嫌いな私が、ハノイの夏のおかげですっかり、「ビールなしではすごせない体」になってしまったのです。
 
 10~11月ごろには暖かくて秋晴れのいい天気が、いっとき続きます。このときはさわやかで気持ちがいいのですが、やがて空が曇って、寒い冬がまた来ます。
 
 北部の気候は年によっても変動が大きく、また猛暑のあとに大雨が降って急に涼しくなると、かえって体調をくずしやすいというように、気候の面ではたいへんなところです。 

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